沖縄紀行 2006/02/07-10
平成18年2月7日(火)〜10日(金)
3泊4日の団体ツアーで、はじめて沖縄を訪問した。盛りだくさんの忙しくて、楽しいツアーであった。
羽田→那覇JAL Boeing 777-346「JAL悟空ジェット」      那覇→羽田 JAL Boeing 747-446D「ジャンボ」
名護湾に面するホテルリゾネックス名護            東シナ海の名護湾に沈む夕陽
名護合宿のファイターズの選手と宿泊           関東より1時間遅い日暮れ
      亜熱帯原産 スターフルーツ(食用6cm)   タコノキ(実は椰子大で固い)     OKINAWAフルーツらんど
翌朝、ツアー開始。先ず、フルーツらんどで、亜熱帯のフルーツをつまみ食いし、沖縄オリジナルのT-Shirtsを買う。
         古宇利島(こうりじま)の古宇利大橋(2005.2.8開通、1960m、通行無料) 対岸は屋我地島
名護の本部(もとぶ)半島東側に並ぶ奥武島、屋我地島、古宇利島は本島と順に直列に橋で結ばれている。開通1周年目の橋を渡って古宇利島へ。古宇利島の小浜美千子区長の島巡りガイドは噂どおりお見事である。周囲8km、最高標高107m、人口350名のサトウキビ畑が多い島であり、琉球の人類発祥伝説が伝わる神の島である。砂は珊瑚礁の粉でできており、浜辺には3〜5cmの長さの白い珊瑚の切れ端がいっぱいある。
              今帰仁城跡の城壁  琉球王国のグスク及び関連遺産群(世界遺産2000)の一つ
本部半島の北端に今帰仁城跡(なきじんじょうあと)がある。三山鼎立時代の13世紀末頃に築城、琉球王国の時代の1609年に薩摩藩の琉球侵攻により落城、消失した。城は6つの郭から成り、総長1500mの城壁は屏風状に野面積みで築かれ、難攻不落であった。沖縄の城はグスクと呼ばれる。
城は高いところにある。 城壁の左側が城内、右側が断崖、前方は海である。
今帰仁城の平郎門(1962修復)の手前左にある満開の寒緋桜   沖縄では満開を過ぎ、葉桜の季節である。
今帰仁城跡入口の人気の黒猫                城内の寒緋桜

琉宮城・蝶々園で昼食を摂り、蝶々園を見学する。
園内の温室には沖縄を代表する蝶・オオゴマダラがいっぱい飛びかっており、手づかみできる。幅13cm、さなぎは金色
海洋博公園・美ら海水族館   7.5mのジンベエザメ、大きなマンタが泳ぐ大水槽「黒潮の海」
さすがにでかい。甚平鮫は左上に。殆どの人が携帯、デジカメで撮影している。暗い中、相手が動いているので、撮影に苦労。
マナティー館のフロリダマナティー             水族館のニシキエビ 胴体が50cm 美味
水族館前の沖縄の海。強風に荒れ、寒い。白波から手前が珊瑚礁、波打ち際は静か。前方は伊江島。

沖縄の蜜柑の「タンカン狩り」をする。5-6cm大、見栄えは良くないが、美味。
本部町伊豆味は、タンカン狩りのシーズンである。
琉球そば  ひつまぶし風茶漬け(琉宮城昼食)  沖縄料理バイキング(リザンシーパークホテル谷茶ベイ夕食)
ヘルシーな沖縄の料理を満喫し、2日目を終わる。

3日目

沖縄黒糖の黒糖工場を見学。圧搾して絞り出し、大鍋で炊いて濃縮し、冷やして固化してできあがり。

沖縄では年に4回収穫。今は収穫シーズンであり、サトウキビを満載したトラックが頻繁に走っている。

ここで、サトウキビと黒糖を試食。

沖縄の昔を伝える琉球村に行く。
琉球村の黒糖工場(サーターヤー)で水牛がサトウキビの絞り器を回す。
琉球村の広場の息吹き絵巻行列と獅子舞  奥は国王と王妃      園内のハブセンターで実演見学
嘉手納基地の近くにある東南植物楽園の椰子並木(ニバーサリーツリー並木)。園内は亜熱帯植物がいっぱいである。
迷子になって、なかなか出口にたどり着けない。ここで、昼食バイキングを摂り、一路、首里城へ。
2000円札の守礼門(1527〜1555建、1958年復元)       歓会門(1477〜1500年建、1974年復元)
守礼門で記念の集合写真を撮影し、歓会門から城に入り、幾つもの門を通り抜けて首里城の正殿に入る。
首里城は那覇の丘陵に築かれた城・グスク(1300年代中〜後期築)。1429年に琉球王国が成立、国の政治・経済・文化の中心的役割を果たした。1609年の薩摩藩侵攻で薩摩に従属、1879年に沖縄県となり、琉球王国は滅亡した。太平洋戦争で首里城の地下にあった日本軍総司令部を米軍が砲撃、爆撃したため、首里城は完全に消滅した。平成4年に復元され、2000年12月に首里城跡地が世界遺産に登録された。
首里城の「正殿」と「御庭(うなー)」  正殿は西を向いている。昭和の時代は沖縄神社の社殿となり、1945.5.27消失、1992復元。
那覇市・国際通りの琉球料理と舞踊の店「四つ竹」で、琉球料理の夕食を食べながら琉球舞踊を観賞する。
メニュー(13品):らふてー(豚肉の角煮)、くーぶいりちー(昆布・蒟蒻、椎茸の炒物)、もずく、紅いも、あんだんすー(豚肉ねぎ味噌)、おから炒め、じぃまぁみぃ豆腐(落花生豆腐)、みみがー(豚耳のピーナッツバター和え)、豆腐よう(豆腐チーズ)、漬物、じゅうしい(炊込み御飯)、吸い物、パイン

4日目

新原(みーばる)ビーチで海底観光センターのガラスボートに乗り、海底の珊瑚と撒餌で集めた魚(30〜50cm)を見る。




ひめゆりの塔へ向かう。
南風原陸軍病院第三外科壕跡              ひめゆりの塔(1946.4.7除幕)
ひめゆりの塔は、第二次世界大戦の沖縄戦で全滅した南風原陸軍病院第三外科壕の跡に立つ慰霊碑。糸満市伊原にある。この壕の中で看護活動を行った沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校生徒「ひめゆり部隊」222人のうち、194人が犠牲になった。ひめゆりの塔はうっそうと茂るカジュマルの森の中に眠っている。すぐ裏側に立つひめゆり平和祈念資料館では、ひめゆり部隊の悲劇と日本人の反省を伝えている。
ひめゆり平和祈念資料館              樹上から気根が垂れる木 カジュマル
琉球ガラス工房で琉球ガラスと陶器を製造、販売している。猫グッズを買う。

琉球ガラスは米軍のコーラ、ビール空瓶を再生した色付ガラスの製作から始まった。
ゲットした沖縄の菓子
さーたーあんだぎー(沖縄伝統揚げ菓子)、ちんすこう(沖縄伝統菓子)
黒糖、シークワーサーハイチュウ、シークワーサー飴
魔よけのシーサーT-shirtsもゲット
那覇空港からJAJ 那覇15:00→羽田17:10 で帰着した。


2月7日(火) 羽田12:15→那覇15:00、ホテルリゾネックス名護に宿泊

2月8日(水) 名護周辺 フルーツらんど、奥武島・屋我地島・古宇利島、
 今帰仁城跡(世界遺産)、琉宮城・蝶々園(昼食)、海洋博公園・美ら
 海水族館、タンカン狩り(沖縄蜜柑)、リザンシーパークホテル谷茶ベイ
 (恩納海岸)に宿泊

2月9日(木) 恩納・那覇周辺  黒糖工場、琉球村、東南植物楽園(昼
 食)、首里城公園・首里城跡(世界遺産)、DFSギャラリア(免税店)、
 琉球料理・琉球舞踊(四ツ竹)、エッカホテル沖縄(那覇)宿泊

2月10日(金) 沖縄南部 新原ビーチ・グラスボート、ひめゆりの塔、琉
 球ガラス工房、那覇15:00→羽田17:10