みちのく三大桜名所 弘前公園・角館・北上展勝地の桜 2009/04/25-27
平成21年4月25日(土)~27日(月)、二泊三日のバスツアーで雨の弘前公園、角館、北上展勝地、芦野公園の桜と白神山地・十二湖のブナ原生林を見てきた。一日目:北上展勝地の桜観賞  二日目:弘前公園、芦野公園駅の桜観賞  三日目:白神山地の十二湖散策、角館の桜観賞

雨の降る横浜をツアーバスで7:30に出発、東北自動車道を通って岩手県北上市の北上展勝地へ行く。

ツアーバス 東北自動車道・安達太良SAにて


北上市内
東北自動車道・北上江釣子ICを出て国道107号を通り、北上川の川岸にある北上展勝地に14時過ぎに到着する。

北上展勝地の桜

北上展勝地 北上川沿い2km  1万本の桜
桜は満開を過ぎ、葉桜のトンネルを行く。約1時間(14:00~15:20)、桜を観賞する。


土砂降りの寒い雨の中・・・


並木の北上川側の道を通って引き返す


北上展勝地のソメイヨシノ 樹齢80年


観光馬車が行く 片道400円で乗れる
北上展勝地さくらまつりが 4月18日(火)~5月5日(金)に催しされ、色んなイベントがある
ここにはサトウハチロー記念館、北上夜曲歌碑(匂い優しい 白百合の・・・)、SL・ラッセル車がある

北上展勝地の駐車場には観光バスが満車状態

北上を出て東北自動車道を通って宿泊地の安比高原へ

安比高原のホテル 安比グランドビラ3 に宿泊


雨の中の安比高原の残雪 ホテルの裏山
二日目、安比高原を8:00に出発し、安代ICから東北自動車道に入り、10時前に弘前公園に到着

弘前公園の桜 

弘前公園 外堀沿いの桜並木 
約1時間(9:50~10:55)、弘前公園を散策する。

弘前公園 外堀の桜 満開を迎え、雨の中、桜吹雪も


内堀沿いの桜


満開のソメイヨシノ


天守と下乗橋
弘前公園の一番の撮影ポイント
下乗橋の欄干と桜とお城をバックに記念撮影する人と雨傘で下乗橋の上は大混雑


弘前城の天守 (津軽の居城、1611建、1811再建、重要文化財)


内堀の石垣
この日の午後に雨が雪に変わり、22年前に並ぶ遅い積雪となった。

津軽鉄道 ストーブ列車  弘前を11:00に出て、金木駅から12:07発の津軽鉄道に3分間乗り、一駅先の芦野公園駅へ行く。

津軽鉄道 金木駅で12:07発津軽中里行のストーブ列車の一両目に乗車
次の芦野公園駅まで3分間乗って行く
津軽鉄道は津軽五所川原駅(JR五所川原駅)~津軽中里駅間を結ぶ20.7kmの鉄道
ストーブ列車はDD35型機関車でストーブ設置客車2両を牽引し、これに1両のジーゼル客車「走れメロス号」を五所川原側に連結している。

津軽鉄道の名物 ストーブ列車
一両の中に前後2基設置してあるストーブの煙突が見える


石炭を燃やして暖めるダルマストーブ。上にスルメや餅を焼く網が置いてある。
冷たい雨が降り、気温3℃で寒いため、ストーブで暖房している。

芦野公園の桜  12:10~13:10の間の約1時間、芦野公園を散策する。

芦野公園駅 桜はまだ一分咲きくらいで、桜のトンネルにはまだ早い。
左:駅宿舎(無人駅) 前方:金木、五所川原方向  右:芦野公園


冷たい雨の中の桜のトンネル 芦野公園から


太宰文学碑 1965年建、スエーデン産黒石製
金木村(五所川原市)は太宰治(1909-1948年)のふるさと。ふるさとの芦野公園内に太宰文学碑が建てられた。
芦野公園を出て、金木観光物産館マディニーで太宰のふるさとの郷土料理の昼食をとる。

金木観光物産館マディニーの郷土料理の店「はな」の太宰ラーメン
郷土料理「けの汁定食」の昼食をとる。けの汁とは竹の子、フキ、ワラビ、大根、にんじん、油揚げ、こんにゃく、豚肉をサイコロ状に切って味噌や醤油で味付けした汁(撮影し損なった)。お腹がいっぱいになり、太宰ラーメンは遠慮した。マディニーの近所に太宰治記念館・太宰治の生家「斜陽館」や津軽三味線会館がある。

金木町を出て、JRの五能線に沿って国道101号(大間越街道)を南下し、宿泊先の深浦へ向かう。

千畳敷
途中、五能線の千畳敷駅から西徒歩2分のところにある雨の降る千畳敷に立ち寄る。

千畳敷の海岸を通る水森かおりが歌う五能線
手前左へ徒歩2分に千畳敷駅  前方は大戸瀬駅方面  右側は大間越街道(国101)と千畳敷
五能線:秋田県・東能代-青森県・川部駅(弘前駅発着)間を日本海沿いに結ぶ路線。名は当初開通した五所川原-能代間に由来する。

宿泊先の深浦観光ホテル

世界遺産・白神山地    三日目、ホテルを 7:45 に出発し、深浦町にある白神山地の十二湖へ行く

十二湖の森の物産館キョロロ(旧挑戦館)
バスはここの駐車場に駐車。雨は上がりの曇り空の中、ブナの森を1時間(8:00~9:00)、散策する。
白神山地は、青森県南西部から秋田県北西部にかけて広がるブナの原生林からなる山地。深浦から十二湖へ入るコースの他に、弘前から滝のある山に入るコースもある。

鶏頭場の池 面積 41,150m2、 深さ 21.9m  十二湖で一番大きい池
十二湖は、1704年の能代大地震による崩山の崩壊で川が塞き止められたできた湖沼で、ブナの森の中に33の湖沼が分布する。


青池 面積 975m2、 深さ 9.0m
青インクの色で有名な池、一日に何度も色が変わるそうで、青色の光を散乱している。


ブナ原生林の遊歩道


ブナ原生林  白神山地


ブナ原生林  白神山地


ブナ原生林  白神山地
9時過ぎに十二湖を出て秋田自動車道、国道105号(角館街道)を通って角館に行く。

角館の桜

角館の桧木内川沿いの駐車場  12時少し前に雨が降り出した角館に着く。
駐車場はバスがいっぱいで、2、3分に1台の割合で入って出て行く。雨の中を約1時間(11:45~13:10)散策する。


角館のしだれ桜(枝垂桜)は満開を過ぎ、すでに葉桜になっている
角館は歴史ある武家屋敷と桜並木が美しい、「みちのくの小京都」と言われるロマンに溢れる城下町である。


武家屋敷通り(表町下)の雨の降るしだれ桜の葉桜トンネル  人力車はここでも人気のある風物


武家屋敷通り(表町下)の青柳家の武家屋敷


工芸品の店 さとくガーデン 武家屋敷通り(東勝楽)


桜と食事処(桜の里)のある風景  武家屋敷通り(東勝楽)


武家屋敷通り(東勝楽)のしだれ桜の葉桜トンネル


猫グッズの店 猫の店・滑川 武家屋敷通り(東勝楽)


駐車場脇の桧木内川の土手のソメイヨシノは満開


桧木内川の土手のソメイヨシノ

13:10に角館を後にして、秋田自動車道、東北自動車道を通って夜の9時に横浜駅西口に帰着した。

ツアーマップ

Camera : Nikon D90 (Lens : Tamron18-270mmF3.5) & Nikon Coolpix S600