鎌倉の紅葉 獅子舞、建長寺、円覚寺 2009/12/02
平成21年12月2日(水)、鎌倉の獅子舞、建長寺、円覚寺の紅葉を見てきた。
野七里堀から天園に登って獅子舞に下り、天園に引き返して山の上から建長寺に下り、円覚寺に寄って北鎌倉からJR横須賀線で帰路へ。
天園
鎌倉の裏山の天園ハイキングコースの拠点の天園、その傍に鎌倉カントリークラブがある

天園の茶屋 海抜150m 横浜と鎌倉を分ける山の尾根にある。 9:30


天園茶屋のジープはゴルフ場からこの山に入ってくる。


天園の見晴台から見る獅子舞 左前方は鎌倉市街地
獅子舞はここ、天園から真下の鎌倉二階堂谷戸に下る遊歩道を言う。ここから左へ行って瑞泉寺に下る道よりも厳しい谷である。

獅子舞の紅葉

獅子舞に下る道から富士山が見える


獅子舞に分け入る
原生林並の紅葉と銀杏の木で覆われている


獅子舞


獅子舞


獅子舞  足下はぬかるんで滑りやすい


獅子舞

建長寺の紅葉
獅子舞から天園に引き返し、天園ハイキングコースを西へ行き、大平山(159m、横浜の最高峰)を越えて建長寺へ

ハイキングコースの天園と建長寺の中間地点 覚園寺への降り口


建長寺の裏山の尾根に到着 11:35


半僧坊  建長寺の裏山の中腹にある建長寺の鎮守
姿が半ば俗、願が半ば僧に似る半僧坊は観世音菩薩の化身(大権現)と言われる


半僧坊を守る天狗 上が鼻の長い天狗、下が烏天狗
烏天狗が先、鼻の長い天狗が後に世に出た。古代インドの彗星の神様と中国の物怪と日本の山伏が習合した中国名の天狗(天空の犬)。


建長寺の紅葉


建長寺の紅葉


建長寺の紅葉


建長寺の紅葉


建長寺境内の龍峰院
建長寺の塔頭寺院、1276(建治2)年北条時宗創建
塔頭とは高僧の墓のことで、墓の傍に小庵が建てられ、これが明治以降に寺として独立した。これが塔頭寺院である。大寺院には多数の寺院があるのはそのせいである。


建長寺境内の天源院
建長寺の塔頭寺院、南浦紹明(1235-1308)の塔所


建長寺の方丈


建長寺の境内  左は仏殿
建長寺は臨済宗建長寺派大本山であり、正式には巨福山 建長興国禅寺と言う。建長5年(1253)北条時頼創建の日本最初の禅の専門道場で、鎌倉五山第一位の禅寺。


建長寺の三門 安永4年(1775年)建、重要文化財
右端は梵鐘(国宝)、建長寺創建当時の遺品、建長7年(1255年)、鋳物師物部重光の作


建長寺の入り口 天下門


建長寺を出て寺の前にある そば処 鎌倉五山 別館 に入る


昼食は五山の「けんちん蕎麦セット」
けんちん汁の発祥は建長寺の精進料理から

円覚寺の紅葉
JR横須賀線に沿って円覚寺へ歩く

円覚寺の入り口、僧門  北鎌倉駅の傍にある
臨済宗円覚寺派の総本山、鎌倉五山第二位の禅寺、弘安5(1282)年北条時宗の創建、無学祖元の開山


円覚寺 総門 下を横須賀線が通る
JR横須賀線Video/動画


円覚寺 三門 1783年再建


円覚寺 居士林  座禅道場 元柳生流剣道場を1928年移築


円覚寺 選仏場 1699年建


円覚寺 景福莊


円覚寺 舎利殿入り口の門  舎利殿は源実朝が栄から貰った仏舎利を祀ったところ。
無学祖元を祀る塔頭の正続院の中にあり、1285年建、消失して1400年頃太平寺の仏殿を移築、神奈川県唯一の国宝建造物。


円覚寺
左: 宗教行事を行う方丈   右: 妙香池と虎頭岩


円覚寺
円覚寺を後にして、北鎌倉松花堂で「あがり羊羹」と「菊もなか」を手に入れ、北鎌倉駅で14:44発の湘南新宿ライン小金井行に乗り、帰路へ。
歩数は16000歩。

Camera : Nikon D90 (Lens : Tamron AF18-270mm F/3.5-6.3) , CPL