会津の紅葉   只見川、南会津、喜多方 2010/11/06-08
動画/Video → 会津鉄道の旅

平成22年11月6日(土)~8日(月)、JR只見線沿いと会津鉄道沿いの紅葉と喜多方の蔵の町を見てきた。
一日目、車で、只見線・只見川沿いの会津柳津、会津三島の紅葉を観賞する。
二日目、会津鉄道のトロッコ列車に乗って車窓、塔のへつり、湯野上温泉の紅葉を観賞する。
三日目、喜多方の蔵とラーメンの町を散策する。

一日目・11月6日(土) 車で朝5時過ぎに横浜を出発、横横、湾岸、首都高、常磐道、磐越道を通り、磐梯山SAで昼食休憩をとり、会津坂下ICから5km(国252・沼田街道)の道の駅・会津柳津(やないづ)に正午過ぎに到着する。

只見川と瑞光寺橋     道の駅・会津柳津にて
橋は塗装中、橋の向こう側に見える建物は有名な円蔵寺(807年建、臨済宗、日本三虚空蔵のひとつ)である。この寺の欄干から見る川面の絶景をTVで見た。ここから見る瑞光寺橋はこの地出身の版画家・斎藤清がよく描いた風光明媚な所。斎藤清美術館が道の駅の敷地内にある。


只見川沿いの紅葉     道の駅・会津柳津にて


柳津を出て12km先の絶景で知られる道の駅・尾瀬街道みしま宿に行く。

道の駅・尾瀬街道みしま宿
物産館、食堂があり、敷地の奧に絶景の展望台がある。


只見川の紅葉   道の駅・尾瀬街道みしま宿の展望台にて
左が上流、右が下流。川は北東に流れ喜多方の近くで阿賀野川に合流して新潟で日本海に注ぐ。只見川一番の絶景の只見川第一鉄橋は奧の左に曲がってすぐの所にある。その絶景写真はここから山に這い上がって撮影されたもの。体力を考慮し遠慮する。


只見川の紅葉   道の駅・尾瀬街道みしま宿の展望台にて
川は右方へ流れる。川に架かる歳時記橋の対岸の左方に只見線・会津西方駅がある。国道252号・沼田街道の旧道は道の駅の崖下の歳時記橋の手前の難所を通っていた。

対岸の上流(左方)へ移動する。

三島大橋
道の駅・尾瀬街道みしま宿の対岸。橋の向こう岸の右方に只見線・会津宮下駅がある。


三島大橋付近
車も人も殆ど通らない



三島大橋の上から只見川の下流を望む
奧に只見線の只見川第二鉄橋、その先に歳時記橋がある。


三島大橋の上から只見川の上流を望む
奧の橋は国道252号の高清水大橋


下流へ移動

只見線の只見川第二鉄橋     会津西方駅-会津宮下駅間 14:50
下りの列車が少し前に通過したばかりで、先客カメラマン3名が三脚をかまえていた。次の通過は1時間後の上り。
奧が下流側、ここからもう少し下流へ行くと会津西方駅と歳時記橋に行き着く。時間の関係でここから引き返す。




三島大橋の脇にある自然体験木工・栃の王国
小屋左に隣接する ima coco cafeでコーヒーと自家製パンをいただく。店を出て会津若松市へ引き返し、駅前のホテルにチェックイン。

二日目・11月7日(日) 会津鉄道のトロッコ列車に乗って車窓、塔のへつり、湯野上温泉の紅葉を観賞する。

朝の会津若松駅



会津鉄道・お座トロ展望列車・会津浪漫花号 (会津若松10:08発)に乗車し、塔のへつり(11:04着)へ行く。
車両はお座敷車両、トロッコ車両、展望車両の3両編成。先頭を行くお座敷車両に乗り込む(横浜で予約)。


列車は芦ノ牧温泉駅に向かって山に分け入る。
列車の先頭にて



芦ノ牧温泉駅 10:33
対向列車をここで待つ。テレビで紹介された猫の駅長は所用でお出かけ中だった。


阿賀野川(別名 大川)  若郷湖・大川ダムの大川湖面橋(1987年竣工)
列車は芦ノ牧温泉南駅の南300mの深沢橋梁上に一時停車し、絶景を見せてくれる。
かっての村落と会津鉄道が湖の底に沈んだ。


阿賀野川
湯野上温泉駅の北1kmの第3大川橋梁上にて 下流側



阿賀野川
湯野上温泉駅の北1kmの第3大川橋梁上にて 上流側



阿賀野川
湯野上温泉駅-塔のへつり駅間  川は左(北方)へ流れる



阿賀野川と塔のへつり橋  橋の右奧が塔のへつり
湯野上温泉駅-塔のへつり駅間の第5大川橋梁上にて 上流側



塔のへつり駅に到着



塔のへつり駅の駅舎
無人駅、この繁忙期、臨時にホームで駅員が机を置き、切符を売っていた。


塔のへつり駅前のコナラ林



塔のへつりの観光バス
一年で一番に忙しい時期である


塔のへつり



阿賀野川と塔のへつり橋
塔のへつりから下流を望む


塔のへつり



塔のへつりのそば処「五晃苑」で「ねぎ棒そば」をいただく(1000円)。ネギの青いところに近づくと辛い。
塔のへつりを2時間半ほど散策し、塔のへつり駅へ引き返す。

塔のへつり駅から一駅の湯野上温泉駅へ行き、次の電車がくるまでの約1時間、湯野上温泉駅周辺を散策する。

会津鉄道 塔のへつり駅→湯野上温泉駅間の第5大川橋梁上を行く



湯野上温泉駅に到着
名物のかやぶき屋根の駅舎


湯野上温泉駅改札口
大内宿の入口、かやぶき屋根の駅舎、女性駅長等話題が多く、駅舎には観光客がいっぱい。


湯野上温泉駅にて
対抗する13:34発のAIZUマウント尾瀬エクスプレス・鬼怒川温泉行きを見送る女性駅長
奧の車両は塔のへつりから乗ってきた会津若松行きの電車


湯野上温泉駅の駅舎内



湯野上温泉駅の駅舎



湯野上温泉駅近くの阿賀野川の夫婦岩



湯野上温泉の阿賀野川



湯野上温泉の阿賀野川沿いの会津鉄道と湯野上温泉のシンボルの「むらさき橋」



湯野上温泉・阿賀野川の紅葉
むらさき橋から阿賀野川下流を望む



湯野上温泉・阿賀野川の紅葉
むらさき橋から阿賀野川上流を望む



湯野上温泉・国道121号線
前方の小野岳(1383m)の手前を左(西)へ入ると大内宿がある。

会津若松駅前のホテルに15:30に帰着、市内を散策し、夕食。

会津若松駅前でまちなか周遊バス「ハイカラさん」に乗り(200円)、古い町の七日町通りへ行く。



七日町通りの味噌と田楽の満田屋を覗く。
17:00閉店に間に合い、田楽の夕食をいただく。



身欠きにしん、里いも、豆腐生揚げ、しんごろう餅 を目の前で焼いてくれている。
これに こんにゃく(2本)とおもちがを加えた田楽コース(1,150円)をいただき、帰りに田楽味噌などを買う。



野口英世青春館・会津壱番館
2階が野口英世の手の手術をした旧会津医院の野口英世青春館
1階がアンティークなカフェの会津壱番館


会津壱番館店内



会津壱番館でコーヒーとケーキをいただく。
コーヒーカップには Memorial House Dr. Hideyo Noguchi


三日目・11月8日(月) 朝、車で会津若松のホテルを出て国道121号線を20km北上し、喜多方市役所の近所の市営・西四ツ谷駐車場に車を置き、散策する。

ふれあい通りの「蔵のまち案内所」に行くと、どこのラーメン屋がいいか、蔵の喫茶はどこか等を教えてくれる。
西四ツ谷駐車場内にも案内所がある。


おたづき蔵通りの蔵の店



ふれあい通りの横丁
上海は有名な老舗のラーメン屋



ふれあい通りそばの大和川酒造北方風土館



風土館前の珈琲蔵・夢屋
ここでコーヒーをいただく。


蔵を改造した珈琲蔵・夢屋の店内
厚さが20cmくらいある分厚い蔵の扉はトイレへの通路


市役所通りの御殿のような団子屋・田原屋
1個10円の一口饅頭と焼きたてのきんつばが有名



喜多方市役所裏のラーメンの有名な老舗「坂内食堂」
お昼時は有名な老舗には行列ができる。


坂内食堂の右隣の松食堂でチャーシュー麵(800円)をいただく。
珈琲蔵・夢屋の主人に坂内、そこが混雑している時は松食堂と推奨された。



土産店のラーメン館
喜多方ラーメン、会津蝋燭を入手し、磐越道・常磐道ルートで帰路へ
喜多方には120軒のラーメン屋がある。源来軒(喜多方ラーメン発祥の店)、まこと食堂、坂内食堂、あべ食堂、上海などの有名な老舗には行列ができる。


磐梯山 1819m  磐越道・磐梯山SAにて
首都高速の事故渋滞に巻き込まれ、すこし遅れて18:45に横浜に帰着した。総走行距離 870km。

会津旅行マップ
只見線、会津鉄道、喜多方

Camera : Nikon D90 (Lens : Tamron AF18-270mm F/3.5-6.3) & Nikon Coolpix S600